はじめまして、中原区で祗園湯をやっております林野と申します。 

さて、トップページのかわら版の所に番頭さんの話を随時アップして いくと書いてありますが、
現在番頭さんが働いている銭湯は、ほとんどなくなりました。いまの銭湯は、夫婦や家族だけで
営業しているところがほとんどです。私もそうですが、番頭兼経営者です。

それでは、そんな私から今回の話は、昔から銭湯の家族として必ず聞かれる質問に答えようと思います。
それは、「家族が入る別の風呂は、あるのか?」ということです。答えは、「ありません」です。

だいたい他の銭湯も同じだと思いますが、終業後に掃除を行います。その後、浴室の電気を半分以上消して
風呂に入るのです。もちろん、夜中ですので超音波やバイブラなどは動かしません。

「草津の湯」も栓を抜いてしまいます。それ故私は、祗園湯の設備を体験したことがほとんどありません。
多分、他の銭湯でもほとんど同じだと思います。

上記に浴室と書きましたが、銭湯では、昔から「流し場」と言います。脱衣場のことを「板の間」と
言います。今でこそ脱衣場で人の物を盗むことを「ロッカー荒らし」と言いますが、銭湯では、
そこから「板の間稼ぎ」と言いました。

他にも符牒と呼べる物は、いくつかあります。

例えば、「上がり湯」普通湯から上がるとき掛けるお湯のことを指しますが、カランから出るお湯全般を
言います。そして開店前に配管のお湯を出して熱くすることを「上がり湯をしぼる」と言います。

まだまだ他にもありますが、それは、次の機会にでも取っておきたいと思います。


それでは、10月になって銭湯にも通いやすい季節になりますので
是非お近くの銭湯に入らして下さるようよろしくお願いします。




次回更新をお楽しみにお待ち下さい。

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